プログラミングのメンターのメリットと探し方!歴3年のメンターが解説

プログラミングのメンターのメリットと探し方!プログラミング学習

プログラミング学習において以下のような不安はありませんか?

  • 教材が難しくて進められない。エラーが解決できなくて辛い。
  • どれくらい勉強すればエンジニアになれるか判断できない。
  • 今の自分のレベルが分からない。
  • モチベーションが続かない。

自分一人ではもう解決できそうにない・・・、そんな悩みには「メンター」をつけるのが有効です。

本記事では以下についてまとめました。

  • メンターとは何か
  • メンターをつけるメリット
  • メンターの探し方

本記事の筆者はプログラミング学習のメンターを3年程経験しています。これまで150名ほどサポートしてきました。その経験から解説していきます。

プログラミング学習で行き詰まった人、続かなくて悩んでいる人は「メンター」に力を借りることであっさりと解決することもあります。
ぜひ最後までお読みください!

メンターとは

一般的なメンターの意味

「メンター」は「指導者、助言者」のような意味を持ちます。
会社でも新入社員や若手社員の精神的なサポート・仕事やキャリア形成の相談をするために先輩社員をメンターとしてつける制度を設けているところが増えています。

プログラミング学習でのメンターとは

プログラミング学習における典型的なメンターは以下の役割を果たします。

  • プログラミング学習においてつまづいていることを相談を受ける
  • 学習ペースの確認を行う
  • 目標を設定し、随時達成度を測る
  • キャリアの相談に答える

プログラミング学習におけるメンターの一番の役割はモチベーションを保つことです。
一人で学習しているといろいろと不安になるもの。
単純に相談できる人がいるだけでも不安がなくなり、モチベーション高く学習を続けられます。

相場感

メンターを探せるサービス MENTA を確認すると、相場は2,000円〜10000円くらいの価格帯がメインとなります。

ただし知り合いのツテたどったり、プログラミングスクールを検討したりするとまた変わってきます。
メンター単体だとざっくりと4桁くらいの相場観なんだな、と考えておくといいでしょう。

メンターの種類

メンターの指導スタイルは人によって様々です。
よく見かけるスタイルを紹介します。

  • 独自教材を持っていてそれに沿って指導してくれるパターン
  • 学習内容やキャリアについての相談に乗るパターン
  • 機能追加やエラー解決を手伝うパターン
  • テキストチャットなどで様々な質問に答えるパターン

自分が受けたいスタイルに沿ったメンターにお願いするのがポイントです。

メンターは必要?

プログラミングスクール侍エンジニア塾の調査によるとプログラミング学習の挫折率は9割。
上位の理由は「不明点を聞ける状況になかった」「エラーが解決できなかった」「モチベーションがつづかなかった」です。
参考: プログラミング学習者の約9割が挫折を経験 挫折時に。「気軽に聞ける環境があればよかった」人が6割

「不明点が聞ける」「エラー解決を相談できる」「モチベーションが保てる」すべてメンターがサポートする役割です。
一人で学習していて挫折しそうな人にはメンターが必要となります。

メリット

プログラミング学習でメンターをつけるメリットをまとめておきます。

質問や相談ができる

経験豊富なメンターになんでも質問・相談ができます。

一人で学習していると分からない事が出てきたりエラーでつまづいたりして壁にぶつかることがあります。
そんなとき知識を持った相談相手がいるとあっさり突破できることもあります。

長時間つまづいているとそれだけでモチベーションがダウンして挫折につながります。
心強い相談相手を見つけておく事が重要です。

自分に合った対応をしてもらえる

教材は一般的な水準に合わせて作成されているので、自分に合わないこともあります。
メンターに相談ですれば自分のレベルに合わせて解説してもらえたり、調査方針を提示してもらえたりします。

自分のレベル感に合わない教材で学習していてもなかなか効率が上がらないものです。
現在の学習レベルに応じて何を学習すればいいのかを相談してみるのも有効です。

教材に載っていないような内容でも聞ける

教材に載っていないような実践的な知識について聞けるのもメンターのメリットです。

学習している内容がいったい何に使うんだろうか、と思ったことはありませんか?
そういうモヤモヤを残していると学習の効率が上がりません

そんな素朴な疑問をメンターに聞けば快く教えてもらえます。
応用的な話に及ぶことが多いので教材に載っていないような知識を獲得できることも。

学習の不安を払拭できる

プログラミング学習には悩みはつきもの。
そんな悩みも他人に話を聞いてもらえるだけで解消できたりします。

メンターも最初からプログラミングができたわけではなく、あなたと同じように悩みながら学習してきました。
プログラミング学習の先輩として、どうやって乗り越えればいいのかなど的確なアドバイスがもらえます。

学習の動機付けになる

メンターについてもらうと「学習を進めないと・・・」という気持ちになります。
せっかくついてもらっているのに進められないと「恥ずかしい」「申し訳ない」という気持ちになるからです。

自分でやる気が出てこないなら、メンターについてもらって強制的にやる気を出すのはいい方法です。

プログラミング学習の課題が見つかる

一人でプログラミング学習をしていると壁にぶつかったときに闇雲に力づくで進めたくなってしまいます。
メンターに見てもらえれば客観的な視点で「理解できていないところはどこか」「何を復習すればいいか」を指摘してもらえます。

自分では学習における問題点は見えにくいもの。
知識を持った他人に見てもらうことが有効です。

現場の技術や知識を教えてもらえる

現役エンジニアのメンターに質問できれば、現場の知識を教えてもらえます。

学習教材はプログラミングの知識は習得できますが、実務の知識は得られません。
そのまま続けても学習を続けていてもエンジニアになれるのだろうかという不安が拭えません。

現場経験豊富なエンジニアに質問できる機会を作りましょう。

古い情報を参照していたら指摘してもらえる

第一線で働いている現役エンジニアのメンターに最新情報を教えてもらえます。

初心者のうちはググって調査しても古い情報を鵜呑みにしてしまってさらにハマるということはあるあるです。
エンジニアであれば「その情報は古いから今は使えない」といった情報を知っています。

今では使えない情報を参照してしまってそれを使って進めていると結局うまくいかず時間を浪費します。
メンターに教えてもらうことは時間の効率化の点でも重要です。

目標達成に必要な学習方針を提示してもらえる

目標を達成するために何を学習すればいいのかを教えてもらえます。

Webサービスとモバイルアプリは使う技術が違います。
3ヶ月で達成したいのか、1年で達成できればいいのかでも学習方針が変わってきます。

無駄な時間を回避できます。

探し方

メンターの探し方を紹介します。

知り合い経由

幸運にもエンジニアの知り合いがいる場合は、お願いしてみるのがいいでしょう。

注意点としては友人に教えてもう場合でも謝礼を払うつもりでお願いするとよいでしょう。

サービス

メンターを探すためのサービスを紹介します。

  • MENTA … さまざまなスキルや経歴をもったプロ3,000名から探せる
  • mentory … メガベンチャー・有名スタートアップのエンジニアに相談できる
  • ココナラ … 大手スキルシェアマーケット
  • TimeTicket … 30分単位で時間の売買ができるサービス

MENTA、mentory はメンターに特化したサービスですので自分にあったメンターを探しやすいはずです。

ココナラ、TimeTicket はメンター専用のサービスではないため、探す場合は「プログラミング メンター」などで検索条件を絞ってさがしてみるなど工夫が必要です。

オンラインコミュニティ

最近だとオンラインサロンなどの技術系コミュニティもちらほら出てきています。
そういった場所に参加するとメンターとなる人に出会えるかもしれません。
なにより他のプログラミング学習を頑張っている人たちと交流ができるためモチベーションにつながります。

プログラミングスクール

現役エンジニアが在籍しているプログラミングスクールも検討してみましょう。
プログラミングスクールに在籍しているメンターは審査を受けている場合が多いため、一定の品質で指導を受けることができます。

当サイトおすすめの、現役エンジニアが在籍しているプログラミングスクールについては以下も参考にしてください。

月々2,980円〜で現役エンジニアに質問し放題の侍テラコヤ

メンター指導のもと副業まで経験できるテックアカデミーのはじめての副業コース

失敗しないためのポイント

メンターを探すときの失敗しないポイントをまとめておきます。

いいメンターとは

メンターを検討する際に知っておくと良い「いいメンター」のポイントを挙げておきます。
検討する際の参考にしてください。

  • 実務経験がある
  • 時間にルーズでない
  • 高評価されている
  • 技術的なサポートが受けられるか
  • 対応可能時間があなたの学習時間帯に合う
  • なりたいエンジニア像と一致
  • 返信が早い
  • あなたと相性がよさそうか

優秀なエンジニアというよりも、真摯なメンターを探すとよいでしょう。
そういう人はマッチングサービスでも高評価される傾向にあります。

募集時のポイント

メンターを募集する際に気をつけておくポイントを紹介します。

相談内容を明確化する

メンターとの相談は時間が思ったよりも早く過ぎてしまいます。
有意義に時間を使うために相談内容を明確化し、メンター候補に伝えておきましょう。

例えば以下を伝えるとよいでしょう。

  • どの言語か
  • 現在の学習レベル
  • 利用している教材
  • どんなスタイルで指導してほしいか

できるだけ明確にしておけばメンター側も提案がしやすく準備もしっかりできるので有意義な指導を受けやすくなります。

専業ではなく副業メンターでも大丈夫?

副業でメンターをしていると聞くと教育専門の人じゃないけど大丈夫だろうか、と不安になるかもしれません。

しかし、本業でエンジニアをやっている人のほうがむしろ望ましいです。
なぜなら、現役エンジニアは日々最新技術に触れているので常に第一線にいます。
実践的な情報を知っているのも現役エンジニアです。
古い技術は使われなくなり実践的でないこともありますので、最新の技術についていけているエンジニアに指導してもらうのが得策です。

まとめ

本記事ではプログラミング学習においてメンターをつけるメリットと探し方について解説しました。

プログラミング学習を一人でやっているといろんな壁にぶつかってモチベーションが落ちることも多いですよね。
モチベーション低下はそのまま挫折につながります。
メンターはそんなあなたをサポートしてくれる強い味方です。

現役エンジニアに相談できる環境を作ってプログラミング学習を楽しく続けられる人が一人でも増えればいいなと思います。

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