
プログラマーってどんな仕事なんだろう。
ネットを見てるといろんなイメージがあるけど・・・
こういった疑問にお答えします!
これまで100名以上のプログラミング学習を支援してきましたが、初学者の「プログラマー」に対するイメージには誤解があります。
本記事ではプログラマーという職業に持たれがちな誤ったイメージを払拭していきます。
誤解3選
まずは結論としてトップ3を発表します!
- ずっとプログラムを書いている?
- コミュニケーション能力が不要?
- プログラミングをすべてを理解している?
この三点です。
いかがでしょうか。そんなイメージはありませんか?
実はそんなことはありません。
ひとつずつ解説しています!
四六時中プログラムを書いている?

プログラマーって仕事はプログラムを書くことだし
ずっとパソコンの前でカタカタ書いてるんでしょ?
こういったイメージはありませんか?
実はプログラムを書いている時間というのはイメージほど多くありません。
プログラマーにはプログラムを書く以外にも
- 実現するための技術調査をする
- 正しく開発できるように仕様の確認・調査をする
- 不具合が発生したらログ、コードを調査し、場合によっては過去の事例の調査や担当者に連絡をとったりする
のようにいろいろやることがあります。
意外と地味な作業もたくさんやっているのです。
コミュニケーション能力が不要?

プログラマーってコミュニケーション能力が
なくてもなれる仕事なんでしょ?
これは本当によく言われますw
実はそんなことはありません。コミュニケーション能力は必要です。
システム開発というのはチームで行うものです。
チームメンバーと意思疎通ができなければ仕事を円滑に進めることはできません。
これは他の職業と同じです。
ただ、このような誤解はある意味で当たっているところもあります。
というのも、エンジニア同士の会話は「正確」で「最小限」であることが求められる場面があるからです。
なぜかというと、システム開発において求められるのは正確性です。
正確じゃないシステムなんて使いたくないですよね。
そのため、機能仕様を伝える時などは「あいまい」であってはいけないんです。
そういう場面では「正確」で「最小限」な伝達が必要となります。
結果としてエンジニアではない人には、「意思疎通がとりにくい」と思われることがあり、結果として「コミュニケーション能力がない」と勘違いされるのが誤解の原因のようです。
正確性が求められるので、コミュニケーション能力が不要ではなく、むしろ難易度が上がっているとも言えるかもしれません。
プログラミングをすべてを理解している?

プログラマーってプログラミングを全て理解してるんでしょ?
だって専門家だもんね?
これもよくある誤解です。
実はプログラマーはすべてを理解しているわけではありません。
プログラミングは
- 幅がひろすぎて覚えきれない
- 年々新しい技術が出てくるのでずっとキャッチアップしている
- 開発対象の理解も必要
といったように、一人の人間が全てを理解・暗記することは不可能なのです。
ただし、プログラミング自体の基礎概念はしっかり理解しています。
理解・暗記していないのは調べればすぐに分かることです。
プログラマーは、ググればすぐに分かるようなことまで覚えていては頭がいくらあっても足らないので覚えようとは思いません。
実際、プログラミング中は常にググりながらコードを書いているのがほとんどです。
まとめ
プログラマーという仕事にたいする3つの誤解について解説してきました。
実は・・・
- プログラムを書く仕事以外にも調査などの仕事もしています
- コミュニケーション能力は必要です
- プログラミングの内容であってもググればすぐ分かることは覚えようとはしていません
プログラマーに対する誤解は払拭できたでしょうか。
せっかく「プログラマーになりたい!」と思っているのに
「実際になってみたら理想と違った・・・」
となるのは悲劇です。
本記事で「正しいプログラマー像」がイメージできるようになれば幸いです。